リフレクソロジーの資格について
リフレクソロジーの資格とはどのようなもの?
リフレクソロジーの資格は民間資格になります。
民間資格は、国家資格のように法的な規制のある資格ではありませんので、リフレクソロジストとして働きたい場合には、資格の取得は必須条件ではありません。
しかし、何の知識も技術も持たない人を雇ってくれるサロンはなかなかありません。
リフレクソロジーの知識や技術を確かに修得した証明となる「認定資格」を取得しておくと就職や独立開業などの際に役立ちます。
また、人の体に触れる仕事ですので、資格を取得しておくことは、リフレクソロジストとして何よりもお客様からの信頼を得ることができます。
どんなことを学ぶの?
リフレクソロジー資格を取るためのカリキュラムでは、主に次のような知識や実技を身につけていきます。
■リフレクソロジーの理論
足の反射区、足の観察、リフレクソロジーの歴史などについて学ぶ
■解剖生理学
体に関する知識について学ぶ
■カウンセリング術や接客マナー
お客様からリフレクソロジーに必要な情報を的確に引き出し、信頼を得るためのカウンセリングスキルを磨きます。
■足のリフレクソロジー実技
実際の施術方法を学んでいきます。
資格を取るとできることは?
リフレクソロジーの資格を取ると、リフレクソロジストとしてさまざまな場所で活躍できます。
就職する場合には、エステティックサロン、ヒーリングサロン、整体院、スポーツジム、温泉施設、ホテルが代表的な活躍の場です。
また、スクールの講師やインストラクターなど、人材育成のプロとしての道や、自分でサロンを開くなど、独立開業の道もあります。
そして、リフレクソロジーのさかんな英国では国家資格として医療現場で活躍するリフレクソロジストも多いのですが、日本でも最近医療現場での活躍が目立ってきています。
ホスピスや緩和ケア病棟、老人保健施設などで勤務するリフレクソロジストもいます。
今後はこういった医療、介護施設において患者やその家族のクオリティ•オブ•ライフ(生活の質)の向上の一つの方法として、リフレクソロジーの技術がどんどん取り入れられていくだろうと注目されています。